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ちょっと永井荷風さん気取りで 最終パート11

今戸神社を後にしてから、橋場と呼ばれる隅田川沿いの通りを歩きながら、いよいよこの道中記も終わりを迎えるようになった。御茶ノ水の古本屋さん街から歩き始めたが、いささかやはりここまで来ると足腰に堪える様になってきた。距離としては何キロぐらい歩いたであろうか。おおよそ12-13キロぐらいであろうか。結構自分としては歩いた方である。途中いろいろ立ち寄ったところもあったけれど、全般的には割と楽しい道中であったと思う。白鬚橋が遠くに見えてきた。今の白鬚橋は確か昭和の6年頃に架けられたそうで、白鬚橋が無かった頃は、橋場の渡しが隅田川のこの近辺にあったそうである。その後住民の長年の不便の悩みを解消すべく大正時代の頃、その土地の住民の基金によって木橋が架けられたそうで、昭和に入ってから6年ごろに今の白鬚橋が架けられた。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。
舟の上に生涯を浮べ、馬の口とらえて老をむかふる物は、
日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。・・・ 」 松尾芭蕉の奥の細道が、この白鬚橋付近から筆を始めたのは、割と知る人ぞ知る話でもある。
橋を渡りながら、中程まで来たときに、こみけんさん!とふいに後ろの方から誰からか僕に声を掛ける人がいたような気がした。思わず後ろを振り返ってみると、あたりには誰もいなかった。おかしいな?今、誰かが僕に声を掛けたような気がしたのだが、気のせいか。あれ、もしかしたら、今のは永井荷風さんだったのかもしれないな、そんな気がしてならないのであるが・・・そう思うと、僕はこの道中がいよいよ終わりを告げたと実感した。白鬚橋を渡り終えると、前方の遠くに玉の井の色街のネオンが見えたのは僕だけであろうか。おわり。←クリック