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リアクション・サッカーもいいじゃないか。

日本は今までで4回W杯に出場しているが、日本は今大会でこれまでとは違う異質なフットボールを経験した。これまで日本代表はトルシエ、ジーコ、オシム、就任当初の岡田監督とポゼッション・フットボールを志向してきたが、今大会のような極端に守りを固めてカウンターを狙うリアクション・フットボールをしたことがない。カメルーン戦、オランダ戦と試合が異常に長く感じた人は多いだろう。退屈でつまらないと思った人も少なくないはずだ。耐えて忍ぶ戦い方に慣れていないんだから、それも当然であります。
 そして日本はその苦痛に耐えきった後には、勝利という極上のご馳走が待ち構えていることをカメルーン戦で知った。これまでのパスを繋ぐフットボールは見ている分にはそこそこ楽しかったが、後に残るのは苦々しい敗北の味ばかりだった。その楽しさを棄てたとしても、こんなに甘美な体験が出来るのならば、、これもまたよいではないか。
そもそもこれまでポゼッション・フットボールしかしてこなかった日本が異常とも言える。W杯に出れるようになったのはようやく12年前。自国開催以外のW杯では1勝もしたことがなかった。そんな弱小国が採用するフットボールはリアクション・フットボールと相場が決まっている。敵のプレスをかいくぐりながらパスを繋ぎ、引いているディフェンスを崩すフットボールは歴史の浅い国がするには難易度がちょっと高い。
 「それでもやってやろうじゃないの」という心意気は凄いと思う。しかし勝負は勝ってナンボ。いくら志が高くても結果が出なければ、誰も評価してくれない。
日本はなぜ勝ちやすいリアクション・フットボールではなく、難しいポゼッション・フットボールを選んできたのか。それは地域柄に因るところも大きいだろう。日本がW杯予選を戦うのはアジア。ライバルはバーレーンやカタール、インドなど日本よりも国際経験のない超弱小国ばかり。サウジアラビアやイランなど実力のある国も中にいるが、それでも数は少ない。
 アジアの中では日本は強国。当然相手はリアクション・フットボールを選んでくる。必然的に日本はポゼッション・フットボールを強いられる環境にあった。しかしそういう相手にいくらパスを繋げてもあまり意味はない。W杯レベルの国に通用するフットボールを鍛えていかなければいけないのに、それがなかなか適わない状況であったことは確かだ。
岡田監督はW杯本番前のテストマッチ、韓国戦での完敗を機に、急遽それまでのポゼッション・フットボールを捨て、リアクション・フットボールへと切り替えた。岡田監督が代表監督に就任したのが2007年12月。2年5ヶ月かけてアジアでの試合を中心にコツコツ積み上げてきたものは無駄だったと判断したということだ。
 その2年5ヶ月を現路線の熟成に費やせていたら、と思うと歯がゆくなると共に日本の新たな可能性にも心が弾む。イングランド戦からたった3試合のテストマッチでW杯で勝利できるチームを作り上げる事が出来た。だがオフェンス陣の不振などにやはり準備不足が窺える。もう少し時間をかけて前線の選手の連携を深めたり、組み合わせを試せていたら、どんなフットボールが出来ていただろう。無駄になった2年5ヶ月。この月日の意味は重い。
今大会でつまらないが、しかし勝てるフットボールを体験した日本。今後日本代表はこのままリアクション・フットボール路線を続けるのか、ポゼッション・フットボールに回帰するのか。日本フットボール連盟の決断を待つことになる。個人的には複雑な気持ちだ。やっぱりボールを繋いで相手を崩す面白いフットボールは観たい。ただそれはW杯で勝てるレベルにまでなることが条件だ。そんな高難度のミッションを成し遂げられる監督を連れてこられるのか、それが疑問ではある。個人的にはアルゼンチン元代表監督のペケルマン氏が希望なのであるが・・・
 W杯で勝てるならリアクション・フットボールでも全然問題ない。やっぱり勝たねば。それにこれまではそうは思わなかったのだが、リアクション・フットボールこそ日本に合っているのでは、と思い始めている。守備に専心し、これまではポゼッション・フットボールしかしてこなかったから気づかなかったけど、確かにパスを華麗に繋いで崩すというイメージは日本にはあまり合ってないかもしれない。
 選手層の問題もあるだろう。日本はなぜかパサー型の選手が多い。ポゼッション・フットボールを志向してきた要因の一つでもある。それにひきかえ、リアクション・フットボールに必要なレベルの高いドリブラーやアタッカーは少ないという頭でっかちな国、それが日本。
長々と書いてて思ったが、結局は日本代表の未来は、日本フットボール連盟の手の中なんだな、ということに改めて気づいた。彼らが良い仕事をすれば日本は良くなるし、悪い仕事をすれば日本も悪くなる。そして自分はその日本フットボール連盟についてほとんど何も知らないということにも気づいた。どういう基準で会長は選ばれているの?会長の働きぶりを判断して、ダメな時は責任をとらせる構造はちゃんと出来てるの?組織として不透明な気がしてスゴイもどかしい。←クリック

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